Skip to content

快適を優先する?

皆さんは「年収いくら欲しい」ですか?
地域や資産状況(家があるか?ないか?)によっても違いますが
結婚したら夫婦あわせて手取り年収は最低いくら欲しいですか?
の質問に関して
1位「500万円以上600万円未満」25.9%
2位「600万円以上700万円未満」16.7%
3位「400万円以上500万円未満」14.5%
4位「700万円以上800万円未満」12.7%
5位「1,000万円以上」11.8%
6位「800万円以上900万円未満」9.2%
7位「300万円以上400万円未満」6.1%
8位「900万円以上1,000万円未満」2.2%
9位「300万円未満」0.9%
です。
ノーベル経済学賞を受賞した「ダニエル・カーネマン教授」は
「世帯年収が75,000ドル(日本円にして約800万円)以下の人では
 収入が上がるに比例して「喜び」や「満足感」などの幸福度が増幅するのに対し
 この金額を超えると幸福度が増幅しない」
つまり、年収500万円が年収700万円になれば幸福度は増すが
年収800万円の人が年収1,000万円になったとしても幸福度は増えないんだそうです。
年収と幸せに相関関係はあるのでしょうか?
「幸福度を上げる、満足させる=生活費を上げ、生活レベルを上げる」
とは必ずしも言えません。
高層マンション・持ち家に住まなければ幸せな気持ちになれないのか?
毎年海外旅行に行かなくては幸せな気持ちにはなれないのか?
そんなことはありません。
自分自身がお金で得ることが出来る満足度を理解して
その満足度を満たしてくれる生活を探すことが大事です。
「住教育の講演」で私は
「快適な家がいいですか?幸せな家がいいですか?」
そんな問い掛けをさせて頂きます。
どうも家づくりに「快適だけ」を求め過ぎている気がするのです。
【お金持ち=幸せ】ではないのです。
【快適=幸せ】ではないのです。
何事も「ほどほど・適当」がいいのかもしれませんね。

Author Profile

井上 幸一
井上 幸一
2001年 持続可能な循環型建築社会の創造を目指し古材FC事業を立ち上げ全国展開を開始する。
古材の利活用から古民家を地域の宝と捉え古民家の利活用をおこなうための事業として古民家ネットワークを創設。
「古民家鑑定士」「伝統再築士」を始めとする資格を創設し全国各地で古民家を取り扱う人材育成に力を入れ、古民家鑑定士は全国に1万人を超す。

現在は、古民家の安心と安全を担保するために基準を創り、ソフト面とハード面を兼ね備え全国各地で講演活動を実施している。

また本年、「内閣官房歴史的資源を活用した観光のまちづくり専門家会議専門員」として全国各地の地方自治体のコンサルティング活動も行う。

古民家ツーリズム推進協議会事務局長として、全国で古民家ツーリズムの推進もおこなっている。