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銭湯を考える

「サウナー」(サウナ愛好家)が増えているそうです。

週1回以上サウナに入る「ヘビーサウナー」は358万人
月1回以上サウナに入る「ミドルサウナー」はは1042万人もいると言います。


「サウナ」が盛り上る一方で「銭湯」は絶滅寸前です。
全国の銭湯は右肩下がりで減少の一途で
平成に入ってからは3分の1になり銭湯という日本文化消滅の危機にあります。

風呂付き住戸が増えて銭湯の減少進みましたが
自宅では味わえない「サウナ・薬湯」の人気は衰えません。
しかし銭湯は
「サウナ・薬湯」共2〜3人入ればいっぱいという小さな規模が多く
「風呂のオマケ」という位置付けです。
少し視点を変えれば銭湯も人気がでそうです。
銭湯業界が今力を入れているインバウンドで
サウナは腰にタオルを巻いて入ってもいいので
全裸で湯船につかれない外国人でも
日本のパブリックバスを気兼ねなく楽しむことができると言います。

2〜5回程度の訪日リピーターは「銭湯・温泉に行く」と回答したのは17.7%
訪日6回以上のリピーターは「銭湯・温泉に行く」と答えたのが67.5%だそうです。
日本のファンになればなるほど、「日本の風呂」への関心が強くなっていくのです。

「ヒートショック」問題も言われるサウナですが
フィンランドでは、サウナに定期的に入ると心臓が強くなって
心筋梗塞などの死亡率が下がるという調査やボケ防止になると言われています。
外国人向けに「日本の文化をテレビで流したり」
高齢者交流に「ジムを併設したり」
少し知恵を出せれば新しい日本の銭湯文化の発信が出来るかもしれません。

Author Profile

井上 幸一
井上 幸一
2001年 持続可能な循環型建築社会の創造を目指し古材FC事業を立ち上げ全国展開を開始する。
古材の利活用から古民家を地域の宝と捉え古民家の利活用をおこなうための事業として古民家ネットワークを創設。
「古民家鑑定士」「伝統再築士」を始めとする資格を創設し全国各地で古民家を取り扱う人材育成に力を入れ、古民家鑑定士は全国に1万人を超す。

現在は、古民家の安心と安全を担保するために基準を創り、ソフト面とハード面を兼ね備え全国各地で講演活動を実施している。

また本年、「内閣官房歴史的資源を活用した観光のまちづくり専門家会議専門員」として全国各地の地方自治体のコンサルティング活動も行う。

古民家ツーリズム推進協議会事務局長として、全国で古民家ツーリズムの推進もおこなっている。