Skip to content

木の乾燥

どのように乾燥させるのでしょうか。

単純に考えても、木材を乾燥させるためには、
温度を上げるためのエネルギーと相応の時間をかける必要があります。
また乾燥には、天然乾燥と人工乾燥をはじめとして、いくつかの方法があります。

天然乾燥では、乾燥させる前に木場などで水に浸け、
樹脂分を水に置きかえてから乾燥させます。
20%以下に乾燥させるためには少なくとも一年以上の時間がかかります。

人工乾燥であればもっと早く乾燥できます。
温度によって100度以上に温める高温乾燥、
50度以下の低温乾燥、その中間の中温乾燥があり、
蒸気式と除湿式、減圧式などがあります。
当然、それだけの設備も必要とし、木材を乾燥させるにはコストがかかります。

また、柱材よりも梁材の方が大きな断面を必要とするので、
乾燥はより難しくなります。

木材には節の状況や強度など、
さまざまな等級があって価格が違います。
実は含水率によっても大きく価格が違います。

(おうちのはなし より)

 

Author Profile

井上 幸一
井上 幸一
2001年 持続可能な循環型建築社会の創造を目指し古材FC事業を立ち上げ全国展開を開始する。
古材の利活用から古民家を地域の宝と捉え古民家の利活用をおこなうための事業として古民家ネットワークを創設。
「古民家鑑定士」「伝統再築士」を始めとする資格を創設し全国各地で古民家を取り扱う人材育成に力を入れ、古民家鑑定士は全国に1万人を超す。

現在は、古民家の安心と安全を担保するために基準を創り、ソフト面とハード面を兼ね備え全国各地で講演活動を実施している。

また本年、「内閣官房歴史的資源を活用した観光のまちづくり専門家会議専門員」として全国各地の地方自治体のコンサルティング活動も行う。

古民家ツーリズム推進協議会事務局長として、全国で古民家ツーリズムの推進もおこなっている。