車離れから考える

車離れから考える

「車を持つのは男のステータス」
今の若い人は車は買うものではない・・と考えるようです。
新車の市場は
1990年代前半で700万台規模でしたが、今はは500万台です。

レンタカーを含む
「カーシェアリング」が当たり前になってきました。
日本はカーシェアリングで世界2位の規模で
カージェアリングの会員は200万台とされています。
500万台+200万台=700万台、数字が合います。

若者のクルマ離れではなく所有離れです。
所有すれば月々のローンのほか、
毎月の駐車場代、燃料代、年ごとの税金や保険代が掛かりますが
カーシェアリングやレンタカーであれば
時間や移動距離に対する料金が明快で、
家計への負担も一目瞭然となり計画を立てやすく
快適な生活を維持しながら、クルマの便利さも併用できます。
クルマは、9割は止まっているとされ
それを動かす為に無駄なお金は払えないという合理性が
カーシェアリングを後押ししています。

買い替えるより借りたほうが経済的であるうえ
カーシェアリングでも車種を選べる時代となり
「知らない誰かが使ったクルマをそのまま利用するのは気持ちよくない」
と言っていた時代は過去のものです。

カーシェアリングが拡大したのは
タイムズの時間貸し駐車場を運営するパーク24が、
マツダレンタカーを買収したことに始まりです。
不動産の空き物件を活用した時間貸し駐車場を拠点とすることで
街のいたるところにカーシェアリングと接する場が確保され
そこから勢いを増し
現在タイムズはカーシェアリングで1位です。

同じく時間貸し駐車場を運営する
三井不動産リアルティに買収されたカレコが続き、
永年カーシェアリングに取り組んできた
オリックスで上位3社が構成されています。

住宅も「新築時代」は終わりを迎えているようです。
「住まい方の多様性」から「賃貸に住む」
空き家対策から国は「中古住宅の市場拡大」に力を入れていて
税制優遇や補助金、その安全と安心の確保に様々な施策をしています。

現在の不動産流通の仕組みの
仲介手数料のシステムや媒介形態のシステムが
大きく変わり改革されれは、中古住宅市場は変わるはずです。

そうならなければ「インスペクション」が整備されたインターネットでの
個人間売買に流れは向かうと思います。

Author Profile

井上 幸一
井上 幸一
2001年 持続可能な循環型建築社会の創造を目指し古材FC事業を立ち上げ全国展開を開始する。
古材の利活用から古民家を地域の宝と捉え古民家の利活用をおこなうための事業として古民家ネットワークを創設。
「古民家鑑定士」「伝統再築士」を始めとする資格を創設し全国各地で古民家を取り扱う人材育成に力を入れ、古民家鑑定士は全国に1万人を超す。

現在は、古民家の安心と安全を担保するために基準を創り、ソフト面とハード面を兼ね備え全国各地で講演活動を実施している。

また本年、「内閣官房歴史的資源を活用した観光のまちづくり専門家会議専門員」として全国各地の地方自治体のコンサルティング活動も行う。

古民家ツーリズム推進協議会事務局長として、全国で古民家ツーリズムの推進もおこなっている。

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