手間を掛け本物を使うと長持ちします

手間を掛け本物を使うと長持ちします

「屋根に合板」多くなりましたね。

工務店さんが「強いから構造用合板」と言う場合が有ります。
「木」より強度としての数字出ますので
(木はそれぞれで違うので正確な数字は出ません)
工務店さんの言ってることはある意味正しいです。

しかし「強い」には2つの味方があると思います。
・強度が強い
・長持ちがする
「木」の強度は「合板」と比較して不明です。
しかし「長持ち」は「合板」よりはるかにします。

屋根で一番必要なものは
「水に強い」ではないかと思います。
万が一の雨漏りのときに「腐る」のは困ります。
そういう意味では「木は合板に勝ります」

基本的に国の定める基準は
「数値が出ること」を大前提にします。
専門家なら「合板は水に弱い」を知っていますから
「屋根に合板」は勧めないと思います。
将来にわたり雨漏りが絶対ない家は不可能です。

何故なら
今の屋根は「防水シート」で雨漏りを止める考え方です。
その下地に「合板を使うか、木を使うか」なのですが
防水シートの寿命は10年~20年と考えられています。
(必ず寿命が有り30年は難しい)

雨漏りすると合板は腐りますから、
取り替える必要が有ります。
木の場合はある程度の吸放出性能がありますから、
取り替える必要が無い場合が多いです。

「合板」は基本的に仮設材料です。
(言い過ぎかなぁ~)
私は「木を使うこと」をお勧めします。
価格はほとんど変わりません。

もし「高くなる」と言われたら・・・
「めんどうなことをしたくない」だけのことです。

Author Profile

井上 幸一
井上 幸一
2001年 持続可能な循環型建築社会の創造を目指し古材FC事業を立ち上げ全国展開を開始する。
古材の利活用から古民家を地域の宝と捉え古民家の利活用をおこなうための事業として古民家ネットワークを創設。
「古民家鑑定士」「伝統再築士」を始めとする資格を創設し全国各地で古民家を取り扱う人材育成に力を入れ、古民家鑑定士は全国に1万人を超す。

現在は、古民家の安心と安全を担保するために基準を創り、ソフト面とハード面を兼ね備え全国各地で講演活動を実施している。

また本年、「内閣官房歴史的資源を活用した観光のまちづくり専門家会議専門員」として全国各地の地方自治体のコンサルティング活動も行う。

古民家ツーリズム推進協議会事務局長として、全国で古民家ツーリズムの推進もおこなっている。

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