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未登記の建物①

「建物の登記って必要ですか?」
たまに聞くのがこの質問(古民家ユーザーさんに特に多いかも)。

少なくとも未登記建物の『建物表題登記』は、所有者に申請義務が課されています。
でもその義務を果たさいない人の建物も、行政は見逃さず調査して課税はしてきます。
ということは、既に課税されているなら今さら登記しなくてもよさそうですよね。

但しこの条文は知っててくださいね。

【民法第177条】
不動産に関する物件の得喪及び変更は、不動産登記法その他の登記に関する法律
の定めるところに従いその登記をしなければ、第三者に対抗することが出来ない。

そう。登記がなければ、所有者であることを他人には対抗できていないのです。
固定資産税を払っていても、実際そこに住んでいても・・・です。
真実の所有者が誰だろうと、まず“登記は先にした者勝ち”。これが大原則。
(二重売買で後から買った人が先に登記してしまった事例などもあります)
別人名義で登記されてしまうと、間違いを証明するために裁判まで発展することも。
正しく登記さえされていれば、そんな心配や労力とは無縁で過ごせるでしょう。

もう一度書きますが、『建物表題登記』は義務です(一応罰則規定はあります)。
その義務を果たさないのなら、その後のリスクは自己責任で・・・ということに。
未登記のままにしておくと起こり得る問題は他にもあります。それはまたの機会に。

※新築や未登記建物の登記は、『所有権保存登記』までをお勧めします。