“級”よりも大切なこと

“級”よりも大切なこと

「1級建築士でないと仕事が取りにくい」
今日、そんな理由で偽1級建築士が逮捕されたという事件がありました。


どんな理由があろうと、断じて許せない詐欺です。
でもこんな事件が起こる背景には、消費者側の認識不足もあると私は思っています。

建築士ではない私が、第3者の視点と経験でひとこと書きたいと思います。
木造住宅に限って言えば、1級でも2級でも全く違いはありません。
むしろ住宅専門なら、1級建築士さんより優秀な2級建築士さんがたくさんいます。
私なら現場経験も浅い1級建築士より、全てに精通した2級建築士さんを選びます。
もし「1級建築士なら安心」というイメージをお持ちなら、今日を機に改めましょう。
1級の資格者であることに越したことはありませんが、こだわり過ぎるのは危険です。

級に関わらず、住宅設計を依頼するならできるだけ木に詳しい人がいいと思います。
そして建築基準法はあくまでも在来工法に偏った法であることを知っておきましょう。
資格取得が目的の試験勉強だけでなく、日本古来の伝統工法の良さも学んでいる建築士さんなら、在来工法の現代住宅の中でもその良さを生かした家を設計してくれます。
その逆はありません。

その他カテゴリの最新記事