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台風で樋が吹き飛ぶ・・・・

皆さんのお住まいのエリアでは、先日の台風の被害はありませんでしたか?
豊橋に上陸し、その後東海地域を駆け抜けていきましたが、我が家は軒樋と縦樋が吹っ飛んでしまいました。

私の自宅は、築43年の中古住宅を購入し、耐震リフォームして住んでいます。
「えっ、建築士なのに新築で自分の家を建てないの?」とよく聞かれることがあるのですが、 私はあまりその辺りを意識していません。
どちらかいうと、良いものは活用して手を入れて大事に残していくことも大切だと考えているので、 たまたま自分の目にかなった物件を見つけたため、リフォームして住むことにしたのです。

「これで40年以上たっているように見えない・・・・」とよく言われますが、手の入れ方一つではないかと思います。
もちろん、手直しがたくさん必要な物件を購入してしまうと、購入後が大変ですので、中古住宅を見極める力は必要です。

とても気に入っている住宅ですが、軒先や雨戸の敷居などは木材が表しの状態になっています。
さすがに40年たっていると、木材が傷んできます。
塗装のやり直しや、あまりに腐朽のひどいところはやり直してあるのですが、2階の屋根は手を入れてありませんでした。
そのため軒樋、縦樋が先日の台風で吹っ飛んでしまったのでした。
大切な住まいは、いろいろなところを愛情を持って手直しする必要があります。

樋は雨水から住宅の壁を守る役割があります。
樋がなくなって初めて実感することです。
雨が容赦なく、窓や外壁に降り注いできますので、外壁や犬走り(掃出し窓の下に打ってあるコンクリートの部分)に落ちた雨水が跳ね返って、少量の雨でも窓を開けていると部屋の中にも入ってきます。
昔の家は、軒が深かったのですが我が家は雨どいを含めて90センチ程度に抑えてあるため、樋がなくなった今、雨水がそのまま降りそそいでくるのです。また、こうして降った雨が基礎や床下に潜り込まないようにして、床下を乾燥させた状態にするために、やはり樋の役割は必要不可欠です。

「紺屋の白袴」・・・・・建築に携わっていながら、自分のところはいつも後回しになってしまうことが多いのですが、今回ばかりは住まい全体に降りかかってくる問題なので早めに対応が必要です。
皆さんのお住まいも樋が外れているところ、また葉っぱや草が詰まっていないか・・・・樋の状態を時々チェックしてくださいね。