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「住育」とは、住まいを学び、子供達の心の成長を育む、こと

「住育」とは、住まいを学び、子供達の心の成長を育む、ことだと思います。

家と言う言葉を英語で言うと、HOUSE(ハウス)とHOME(ホーム)という言葉になります。HOUSEを辞書で引くと、家、 住宅、人家、家屋、民家、邸宅などとなります。いわば建物そのものというハード面だと思います。一方のHOMEとは、家族と共に住んでいる家、自宅、わが家、生家などという意になり、住まいであり愛着あるわが家でありいわば精神的な拠りどころであるソフト面を差す言葉だと思います。

「衣、食、住」という言葉があります。人間が文化的な活動を営むには、生活をして行く為にその命を維持し、生きて行く為に必要な最低限のものとして、着るもの、食べるものそして住む場所が必要という事でしょう。

衣食住とは、人が生活していく上で必要な服装やファッション、食事、食文化、住居のことであり、生活の基本の柱となるものです。衣食住という言葉は個々の詳細を指しながら、個々の詳細のみでなく、それらをどのように組合せて暮らし向き、ライフスタイルを維持しているかということを指しているものでもあります。 たとえば、「京の生活の衣食住」といえば、その生活文化の個々の工夫やその土地ならではの着眼点も取り上げられ、そのすべてから浮かび上がってくる暮らしのありようのすべてが暗示される言葉なのです。

衣食住は生活であり、働くこと、余暇を楽しむ事、コミュニケーションをとり、生きることの中に積極的な意義を見出し、それを喜びとする営み、仕事とプライベート、また、その間の社会的な生活といった分野にまたがるもの全てに必要とされます。

そして今回取り上げる住育ですが、まだはっきりとした定義付けというものはされていないようですので私が考える定義で書かせていただくと、

住まいについて学び、そこで成長する子供達の心身と心の成長を育むためにいい家、円満でほがらからな家庭生活を営める家とはどんなものなのかを身につける事ではないでしょうか。インターネットの普及などにより人々が得る情報量は多く、様々な情報が無料で手に入ります。メリットも多い現代の情報社会ですが、逆デメリットとして情報量が多すぎて選別ができないという問題もあります。様々な情報がありすぎて、何が一体正しいのか、自分に必要な情報とは何なのかが判りにくくなっているのです。住まいに関しても同じで、情報を精査し、自分が求めている家とはどういうものなのかを取捨選択しなければいい家とはなりません。

私は住宅の設計をしています。設計士という立場で住育を考えると家づくりは人づくりであり、住まいとの関係を育む事で、家族関係を育て、子供を育てる為の仕事だと理解しています。

 

http://yukiokawakami.tumblr.com/archive

Author Profile

川上 幸生
川上 幸生
川上 幸生(かわかみ ゆきお)
1967年1月15日 大阪出身

二級建築士
愛媛県木造住宅耐震技術者
インテリアコーディネーター
照明コンサルタント
住宅断熱施工技術者
下水道責任技術者
古材鑑定士
古民家鑑定士
伝統資財施工士
住宅建築コーディネーター

大阪でお菓子会社にて商品開発やパッケージデザイン、
デパートのショーウィンドウや店舗の設計施工を経て
現在は愛媛に移住して今までの経験を活かし人に優し
い本物の家づくりを目指し「お客様に感動をあたえる
家づくり」を心情に住宅の設計やデザインをメインに
活動中。

主な活動
厚生労働認可財団法人職業技能振興会認定資格 
古民家鑑定士伝統資財施工技術士 教本執筆並びに講師

一般社団法人住まい教育推進協会 会長
株式会社アステティックスジャパン 事業統括本部長
愛媛インテリアコーディネーター協会 会長
四国中古住宅流通活性化協議会 理事
全国古民家再生協会連絡会議 事務局長
ケイズデザイン二級建築士事務所 代表