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木の乾燥に関してご意見頂きました。

前回の「家造りで大切なこと」に対して御意見頂きました。

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現代では自然(天然)乾燥だけでは、年月が掛かり過ぎて、経済的に成り立たないでしょう。
天然乾燥と機械乾燥と併用し低温(45度C)くらいで機械乾燥し次に天然乾燥し
また機械天然と最低3か月くらいかけて繰り返す
その時間は木の状況を見て決め、同じ顔の木を集めてソノグループごとに、
機械乾燥と天然乾燥の時間・期間を決める方法がベストです。
梁は確かに芯まで一律に乾燥させるのは至難の業で、表面に割れが入ります。
このわ割れは強度にはほとんど関係がないことは実証されています。

作って長く使うという意識がイッパンノユーザーに浸透するにはあと10年はかかるでしょう。でも必ずそうなります。
日本は老大国で著しい長期的経済発展は考えられずスクラップ&ビルトは完全に否定されます。

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ありがとうございます。

材木屋さん視点で言うと
自然乾燥材の方が現状の金利では経済的にはコストは安くなります。
(移動費・機械代・油代の方が今の金利より数段高い)
ただし含水率「18%」は自然乾燥材は難しく頑張っても「22%」くらいでしょうか?
私は「25%」を切ると乾燥はOKと思っています。(但し表面含水率ではなく)

「木の耐久性」で言うと長期間掛けて乾燥させる方が私はいいと思います。
(それが「材木屋」のお仕事ですから・・・・)
それを証明する方法は「歴史」しかありません。

ですから
「グリーン建築推進協議会」では自然乾燥材の50年後の買取り保証をします。
「機械乾燥の50年後」は私は自信ないですね。

私は消費者の責任で、消費者が選択すればいいことなんだと思っています。

Author Profile

井上 幸一
井上 幸一
2001年 持続可能な循環型建築社会の創造を目指し古材FC事業を立ち上げ全国展開を開始する。
古材の利活用から古民家を地域の宝と捉え古民家の利活用をおこなうための事業として古民家ネットワークを創設。
「古民家鑑定士」「伝統再築士」を始めとする資格を創設し全国各地で古民家を取り扱う人材育成に力を入れ、古民家鑑定士は全国に1万人を超す。

現在は、古民家の安心と安全を担保するために基準を創り、ソフト面とハード面を兼ね備え全国各地で講演活動を実施している。

また本年、「内閣官房歴史的資源を活用した観光のまちづくり専門家会議専門員」として全国各地の地方自治体のコンサルティング活動も行う。

古民家ツーリズム推進協議会事務局長として、全国で古民家ツーリズムの推進もおこなっている。