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消えゆく職方

最近、「ものづくり日本」の声を少し耳にします。

海外の機械やモノには、日本の技術・部品がたくさん組み込まれています。

日本の住宅に関してはどうでしょう?

海外からの輸入材も増えてきました。

このブログの中でも、海外の材料でなく日本の材料の良さを皆さん語って頂いてますのでどうぞ!

 

今回はその中でも、作り手の話です。

「ものづくり日本」が住宅に関しては変わって行っています。

家を造るのに、どれだけの職方が関わるでしょう?

大工工事・電気工事・給排水工事・・・・・とたくさんの職方が上がると思います。

しかし、消えて行っている職方もあります。

それは、建具職人や畳職人などです。

 

大工さん(棟梁)が減っていっている事はよくお話に上がりますが、他の家に関わる職方も減っているのです。

畳や建具に関しては、作り手が減っているだけではなく、仕事自体が無くなって行っているのです。

 

建具職人は、住宅の障子や建具と様々な建具を作ってきました。

しかし、メーカーの既製品ができ建具は減りました。襖でさえアルミの枠の工場生産品ができているほどです。

建具職人が作る、無垢の框戸などは減ってきているのではないでしょか。

畳職人もイ草や藁を使った畳ではなく、工場生産品の発砲スチロールの畳が支流になってきています。

 

このように、技術の継承の前にそれをふるう場所さえもなくなっているのです。

 

作り手側は、クレームをなくしたいあまり狂いの少ない既製品を多様します。

大量生産故のコストダウン効果もあります。

しかし、モノの良さにはかないません。人がつくる喜びが機械にはないのです。

消費者の方々もこの作り手の気持ちや良さに触れて欲しいと思います

 

消えてゆくのは、畳や建具といった日本の職人ばかりです。

このような日本の素晴らしい職方を残す住まいを計画してほしいものです。