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謹賀新年

明けましておめでとうございます。

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大工を志したのが15歳の時でした。
中学校を卒業すると、手に職をつけるというのが当然という時代です。
かれこれ40年も前のことです。
徒弟時代というもの、それは今では考えられないほどの修行でした。

その人たちが大工職人として技術を活かせているでしょうか!
本来なら、修行時代に身に付けた技術を遺憾なく発揮できるのが理想だと思います。
しかし、家造りも様変わりして技術なくてもできる時代でもあります。

良い、悪いはさておき、本来家造りは技術だけあれば良いというものでもないように思います。
家族が集い、人生の想い出を作る場所でもあります。
ですから、家は居るだけで心地よい場所でないといけません。
そんな場所を提供できる場面に最初に関われるのが、大工でもあります。

私は、大工としてただ単に家を造るだけでなく、家族の人生を創る場所づくりのお手伝いを
させていただける喜びに感謝しています。
家造りに関わる職人は他に左官、瓦職人、建具職人…等々
そうした職人たちが作り手の想いを一緒に築きあげる社会に成ればと思います。

年頭に当たり、今年は職人が職人らしい拘りを活かせる年に成る様に
頑張りたいと思います。

今年も、皆さんにとって幸せな年に成りますように
今年も一年宜しくお願い致します。

Author Profile

井上 静夫
井上 静夫
1955年、福岡県八女市生まれ。中学卒業と共に、大工の修行に入る。6年の修行の後地元八女に戻り工務店で働くこと10年。その間1979年に2級建築士を取得、建設科、建築科の職業訓練指導員となる。1985年建設業の許可を取得井上建築を開業する。自然素材に特化した家造りを手掛ける。1997年には労務管理士、1999年被災建築物応急危険度判定士を取得、2005年下横山神社、仏閣建築に関わり委員会より表彰、2010年古民家鑑定士、伝統資財施工士、古材鑑定士、古材活用士となる。現在も自然素材に拘った家造りを行っている。