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木の年輪と強さは関係あるの

木を輪切りにすると輪が有ります。
木を目にした方は分ると思いますが、日本は四季があり
季節により成長する度合が違い、時期によって性質の
違った層ができます。これが年輪です。

NEC_0253

では、何故年輪ができるのか?
年輪は木が生長が始まる春から夏に出来る淡い部分(少し柔らかい)
そして秋に出来る堅い部分のにより形作られます。

木はこの密度が高いほど強くなるという傾向があり、秋に出来た
堅い色の濃い部分は春から夏に出来た淡い部分よりも強いということです。

ということは、同じ大きさの柱でも年輪の多いほど強いとなります。
地域性もありますが温暖な地方で早く育った木は年輪が広いため
強度的に劣るということに成ります。

建築の構造材に安いからと買ってきても比較的早く育った木は
年輪も荒く(間隔が広いという意味)なってる場合が多いため構造材には
あまり向きません。
出来るなら年輪の詰まったものを使いたいものです。

Author Profile

井上 静夫
井上 静夫
1955年、福岡県八女市生まれ。中学卒業と共に、大工の修行に入る。6年の修行の後地元八女に戻り工務店で働くこと10年。その間1979年に2級建築士を取得、建設科、建築科の職業訓練指導員となる。1985年建設業の許可を取得井上建築を開業する。自然素材に特化した家造りを手掛ける。1997年には労務管理士、1999年被災建築物応急危険度判定士を取得、2005年下横山神社、仏閣建築に関わり委員会より表彰、2010年古民家鑑定士、伝統資財施工士、古材鑑定士、古材活用士となる。現在も自然素材に拘った家造りを行っている。