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ニッポンの山(木のソムリエとして)

木のソムリエとして・・・

吉野(奈良)の山に行ってきました。
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これが多く山の現状です。
間伐をしてもほったらかし・・・「手間代も出ないから」とのこと
「そこで腐らせたら肥料にでもなるでしょう」とのことです、
多くの日本の山が荒れています。

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その主な理由は「木材が安いから」です。

木の値段、円安で海外から輸入される木材の価格が高騰していますから
少し国産の木材の価格が上がっていますが、
「木を育てるには50年掛かります」から価格が安定しないといけません。
(夢の無い業界で後継者を育てることはできません)

杉で柱材の原木の価格は400円程度。50年育ててです。
建築業界はこの価格を値切ろうとします。
それは「山を殺すこと」に繋がっています。日本の山が荒れていきます。

そんな原木を480円で安定的に買ってあげられたら・・・日本の山が生き返ります。
1800円の製材された木材を1880円で使っていくこと。。。
外国の木材を使うのは結局「日本の山を荒らすこと」に繋がります。

国産材が最近見直されています。
それを「安く買う」のではなく
「目利きしていいモノを適正価格で買う力」を多くに方に知って頂きたいと思います

Author Profile

井上 幸一
井上 幸一
2001年 持続可能な循環型建築社会の創造を目指し古材FC事業を立ち上げ全国展開を開始する。
古材の利活用から古民家を地域の宝と捉え古民家の利活用をおこなうための事業として古民家ネットワークを創設。
「古民家鑑定士」「伝統再築士」を始めとする資格を創設し全国各地で古民家を取り扱う人材育成に力を入れ、古民家鑑定士は全国に1万人を超す。

現在は、古民家の安心と安全を担保するために基準を創り、ソフト面とハード面を兼ね備え全国各地で講演活動を実施している。

また本年、「内閣官房歴史的資源を活用した観光のまちづくり専門家会議専門員」として全国各地の地方自治体のコンサルティング活動も行う。

古民家ツーリズム推進協議会事務局長として、全国で古民家ツーリズムの推進もおこなっている。