Skip to content

木のソムリエのお仕事

19世紀半ばまで80%を誇ったわが国の木材自給率は20%強
 木材総供給量の内訳は、米国・カナダの、いわゆる米松が圧倒的に多く30%

輸入伐採の多くは違法と言われています
30%〜60%と言われており何が正しいか定かでは有りませんが違法伐採が多いのは間違い無い)

IMG_0775

 

自給自足経済で成り立っていた少数民族は現金を求め森の伐採に応じ、コミュニテイの破壊を招いています。
あたかも自分の体を切り売りしているかのようです。
主食である.タロイモをはじめ、果実も豚も薬さえも.
彼らにとって生活のすべてを満たす森を失うことは、すなわち死を意味し、得たお金を持って街に出ます。
そして、活きる術を知らない森に住んだ人々は路上生活者となり子ども達は売られていきます。

 私達はこれらの事実を肝に銘じて外材を使う必要が有ります。
食料の自給率でさえ40%を切る現在、もう一度「地産地消」の意味を考えるときではないかと思います。

大手ハウスメーカーで日本での有数の林業所有会社は、ほとんど自社林材を使わずに外材主体で建設をしています
テレビコマーシャルでは、スギの豊かな森を映しますが、実際は合板と外材・集成材で建設しています。 

中国で採れたアサリを数日だけ浜名湖に浸けただけで浜名湖産というブランドになるように、
ロシアの丸太を北海道で製材すれば道産材となります。                        

建築のプロの中にも、「森を守るには木を採らないことだ」と考えている人がいます。
植林され、下草を刈り、枝打ちをし、間伐を繰り返すことで樹齢を重ね日本の山を守ることが出来ます。

無垢材については、1級建築士の試験にも出ないので多くの建築士は学ぶ機会がありません。

「木のソムリエ」はホントのコトを消費者に伝えることが一番の役割だと思っています。

Author Profile

井上 幸一
井上 幸一
2001年 持続可能な循環型建築社会の創造を目指し古材FC事業を立ち上げ全国展開を開始する。
古材の利活用から古民家を地域の宝と捉え古民家の利活用をおこなうための事業として古民家ネットワークを創設。
「古民家鑑定士」「伝統再築士」を始めとする資格を創設し全国各地で古民家を取り扱う人材育成に力を入れ、古民家鑑定士は全国に1万人を超す。

現在は、古民家の安心と安全を担保するために基準を創り、ソフト面とハード面を兼ね備え全国各地で講演活動を実施している。

また本年、「内閣官房歴史的資源を活用した観光のまちづくり専門家会議専門員」として全国各地の地方自治体のコンサルティング活動も行う。

古民家ツーリズム推進協議会事務局長として、全国で古民家ツーリズムの推進もおこなっている。