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長持ちする家を建てたいのですが、木造住宅は長持ちしますか?

木は切られてから100年位経過した方が強度的に強くなると聞きました。

木造住宅を建てれば100年以上持つと思うのですが、周りをみるとそうでもなさそうです。

長持ちする家を建てたいのですが、木造住宅は長持ちしますか?

確かに、木は山で伐採されてから自然乾燥の過程で少しづつ強度を増していきます。

樹種によりその差はありますが日本の多くの地域で木造住宅に使われる木(檜・杉・松)はその通りです。

ですから、プレバブ住宅等より木造住宅は長持ちするはずです。(木以外の一般的な建築資財は製造後劣化が始まります)

しかし、「家が長持ちする」のとは少し違います。

木が長持ちしない原因に

「木が腐る(腐朽菌が繁殖する)」があります。

腐朽菌繁殖の条件は以下の3つが揃ったときにおきます

1、適度な温度(25度+ー5度前後)

2、空気の供給

3、湿気

多くの場合「3、湿気」を遮断することで

「木を腐朽菌から守る=長持ちさせる」をさせることになります。

材種でいうと「松」は一番腐朽菌に弱い。ですから「結露させないこと」

 

例えば

「結露する金物を使わない」

「木を壁の中にしまい込まない」

などをすれば、国産の自然乾燥材の木造住宅は長持ちすると言えると思います。

但しシロアリ対策も大事です。

家の下部(土台・柱など)にシロアリに強い木を使えばいいですね。

Author Profile

井上 幸一
井上 幸一
2001年 持続可能な循環型建築社会の創造を目指し古材FC事業を立ち上げ全国展開を開始する。
古材の利活用から古民家を地域の宝と捉え古民家の利活用をおこなうための事業として古民家ネットワークを創設。
「古民家鑑定士」「伝統再築士」を始めとする資格を創設し全国各地で古民家を取り扱う人材育成に力を入れ、古民家鑑定士は全国に1万人を超す。

現在は、古民家の安心と安全を担保するために基準を創り、ソフト面とハード面を兼ね備え全国各地で講演活動を実施している。

また本年、「内閣官房歴史的資源を活用した観光のまちづくり専門家会議専門員」として全国各地の地方自治体のコンサルティング活動も行う。

古民家ツーリズム推進協議会事務局長として、全国で古民家ツーリズムの推進もおこなっている。