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日本の木材の今

日本の材木は高いの、安いの?
外材が安いからと、内地材の存在が注目されなくなって
現在、日本の木材は今いかほどか分ってない方が多いようです。

かつて日本は、戦後住宅の需要で日本材より外材が安いからと
外材を盛んに輸入し始めました。
昨今、住宅メーカーも外材を中心に使うようになりました。
そして今も外材が輸入されている状況です。

ところで、今日本の木材の現状を知っていますか?
たとえば、直径が18センチ、長さが3メートルの木材10本はいか程だと思いますか。
この材が50年ほどかかった杉とした場合の値段はというと
一般の方は50年もかかったのだからと10万円位が妥当だと思うそうです。
ところが何と、その十分の1(8.000~10.000)が今の相場だということです。

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大体ですが一本当たり800円から1.000円ということに成るのです。
手入れをしていようがいまいがほぼ同じ金額で取引される現状
外材は安いから国産材は高いという世間の常識とはかけ離れた情報の格差がここに有ります。

「家を建てるなら木造」というのは8割以上で、日本人のほとんどが木に囲まれた生活を
希望してるのも現状のようです。しかし、木材の価格を知っている人は、殆どいません。
私は、多くの方に国産木材の本当の金額と特性をしっかり理解してもらうことが大事と思います。

そして、日々の暮らしの中で国産材を使って頂くことで循環のサイクルが生まれると思います。

Author Profile

井上 静夫
井上 静夫
1955年、福岡県八女市生まれ。中学卒業と共に、大工の修行に入る。6年の修行の後地元八女に戻り工務店で働くこと10年。その間1979年に2級建築士を取得、建設科、建築科の職業訓練指導員となる。1985年建設業の許可を取得井上建築を開業する。自然素材に特化した家造りを手掛ける。1997年には労務管理士、1999年被災建築物応急危険度判定士を取得、2005年下横山神社、仏閣建築に関わり委員会より表彰、2010年古民家鑑定士、伝統資財施工士、古材鑑定士、古材活用士となる。現在も自然素材に拘った家造りを行っている。