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100年持つ家創りとは…Ⅲ

耐震、シロアリ、地盤の強さは大切です。

構造(骨組み)と基礎には予算を掛けましょう。骨組みは節の無い物柱にこだわると高くなりますが、節有りの木材でいいのでちゃんと真ん中に木の芯の部分が使われている芯持ち材で、杉ならなるべく濃い色のものを使います。中心部の色の濃い部分(赤黒い)部分は水にも強く、シロアリにも食べられにくい部分です。

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また住宅に使う木材は乾燥した物を使用しますが、この乾燥方法にもこだわって強制的に短期間で乾燥させた物ではなく、自然に乾燥させた自然乾燥材のほうが木材の中の油分も変質せづに残っているので粘りがあると思います。

構造の木材は新築の建築費の1割程度ぐらいしかかかっていないので、少しいい物を使っても全体の予算に影響は少ないと思います。構造材で上がった費用はシステムキッチンの扉のグレードを下げれば吸収できると思います。

基礎は地盤調査に基づいて地盤改良などを行なう事が多いですが、まず土地から探して家を建てられる方であれば、いい土地を探す事が大切です。土地の選び方は過去に地名による土地選びという記事を書いていますのでご参考になさってください(http://www.jyuikulife.com/5409.html

土地を購入する前に建築士や大工さんなど家のプロの方に見てもらう事も大切だと思います。

地盤調査をして地盤改良の必要があるとされた場合も、本当に必要か悩むのであればセカンドオピニオンを受けるのもひとつの考え方です。例えば地盤ネット(http://jibannet.co.jp/opinion/)などは最近伸びている会社です。

何れにしても家造りは作る側と建てる側の信頼関係が最も大切です。大手だから安心という訳ではないですし、小さい工務店だから不安というのも正解ではありません。

家造りを頼む先がどういう理念で家造りをしているのかを聞いて、自分たちの希望する家造りとコンセプトが合うかを確かめましょう。デザインや機能だけではなく、構造の部分に強いこだわりがあり、昔からの技術を継承しようとしている会社を選ぶのが失敗が少ないと私は思います。

 

Author Profile

川上 幸生
川上 幸生
川上 幸生(かわかみ ゆきお)
1967年1月15日 大阪出身

二級建築士
愛媛県木造住宅耐震技術者
インテリアコーディネーター
照明コンサルタント
住宅断熱施工技術者
下水道責任技術者
古材鑑定士
古民家鑑定士
伝統資財施工士
住宅建築コーディネーター

大阪でお菓子会社にて商品開発やパッケージデザイン、
デパートのショーウィンドウや店舗の設計施工を経て
現在は愛媛に移住して今までの経験を活かし人に優し
い本物の家づくりを目指し「お客様に感動をあたえる
家づくり」を心情に住宅の設計やデザインをメインに
活動中。

主な活動
厚生労働認可財団法人職業技能振興会認定資格 
古民家鑑定士伝統資財施工技術士 教本執筆並びに講師

一般社団法人住まい教育推進協会 会長
株式会社アステティックスジャパン 事業統括本部長
愛媛インテリアコーディネーター協会 会長
四国中古住宅流通活性化協議会 理事
全国古民家再生協会連絡会議 事務局長
ケイズデザイン二級建築士事務所 代表