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多くの高校生から

「古民家フォト甲子園」の入賞者が発表されました。

■最優秀賞
『琉球男児』Aladule(沖縄県)

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昔からある赤瓦屋根の古民家に住む人がいなくなり、
どんどんマンションなどに建て替えられている。
この家もいずれはなくなるかもしれない。
漆喰にひびが入り、瓦が落ちかけている屋根を、
ロープを肩にかけ頑張って家を守っている真っ赤な雄のシーサーがかっこいい。

※審査員コメント
沖縄は独特の文化を育んだ地であり、沖縄の古民家の特徴は地元の土を使った赤瓦と
魔除けの意味を持つ屋根の上に据えられるシーサーである。
シーサーを擬人化し、朽ちかけた古民家をロープで支えているという視点と
雲ひとつない空に赤瓦と屋根に生えた緑のコントラストも沖縄らしさが満点である。

■金賞
『三世代で田植え』
マユ(・ω ・)(香川県)61

大きな古民家の前を、おじいちゃんの後に続いて、
家族みんなで田植えに行く様子を撮りました。
受け継がれる伝統を感じました。

※審査員コメント
古民家フォト甲子園というイベント名故に建物の写真の投稿が多いのだが、
その建物は人々が暮らしを営む為のものであり、その中で食の基本である
お米を植える田植えに向かう瞬間を切り取ったアイデアがいい。
古民家を日本の文化と捉えるなら田植えも食文化の基本であり、
食と住のコラボレーションという事であろう。

特別審査員賞
『夏は暑かった』
マオさん(広島県)
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古民家と空と入道雲
ただそれだけなのに
あの日のことを思い出す

※建築写真家 田岡特別審査員コメント
今夏の記録的な暑さを象徴し、綺麗な青空と雲、そして漆喰の白とののコントラストが
印象的なこの作品を選定いたしました。
さらに、古民家がダイナミックな構図で表現されおり、古き良き時代の流れを感じられる
質感も撮影タイミングや方角も良く美しい作品だと言えます。
また、建築写真における質感や時間軸を表現する事は中々、難しいのですが、
古民家の本来持つ、伝統的な雰囲気は見る人にとっては不思議と
引き付けるモノがあるように感じます。  

Author Profile

井上 幸一
井上 幸一
2001年 持続可能な循環型建築社会の創造を目指し古材FC事業を立ち上げ全国展開を開始する。
古材の利活用から古民家を地域の宝と捉え古民家の利活用をおこなうための事業として古民家ネットワークを創設。
「古民家鑑定士」「伝統再築士」を始めとする資格を創設し全国各地で古民家を取り扱う人材育成に力を入れ、古民家鑑定士は全国に1万人を超す。

現在は、古民家の安心と安全を担保するために基準を創り、ソフト面とハード面を兼ね備え全国各地で講演活動を実施している。

また本年、「内閣官房歴史的資源を活用した観光のまちづくり専門家会議専門員」として全国各地の地方自治体のコンサルティング活動も行う。

古民家ツーリズム推進協議会事務局長として、全国で古民家ツーリズムの推進もおこなっている。