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家造りにおもうこと

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単に家が欲しいから建てようとか安易な気持ちで思い立つ
人はあまりいないと思う。慎重に検討し、まずは展示場に
行くというのが普通かと思われる。
建築現場をのぞいてみるというのも良いのかもしれない。

大事は自分がどんな家を望んでいるかが肝心。
メーカーのいくつかあるタイプからどれにする?と言われ
棲んでみて、本来自分が望んでいたものとは違うものだと
後で気がつくことも多々ありかと思われる。

現在の日本の家つくりはいくつもの造り方がある。
短期間でできるプレカットという工場で機械により切り込を
施し現地でのコストをできるだけ抑えるというもの。

工業化による期間短縮もありかと思われるが、はたしてそうだろうか
本来家つくりに使われる材というのは、地域に根差した木特有の
性質があり、一本一本違う性質があるものだ。
一番大事は、その木の特性を読み十分に生かしてやることが
一番長持ちする家にすることができるのです。

そのためには、熟練のした経験が左右するのだが、まったく
知識もない者が、インプットされた機会に入れるといったことで
切り込がなされてるのも現状かと思う。
気に入らなかったからと即座に建て直すなんてことはしないはず。
後悔しないために慎重を期するのが当然だろう。

であるならば、どうしたら後悔しない家つくりができるだろうか。
使う材としては自然の素材が良いのは当然であるが、建てる者の
姿勢にあるともう。密に刻める機械化も良いのだが、構造部に
適した継ぎ手による手刻みが一番いい。

造る側が住まい手の気持で造るというのが本来の姿勢だと思う。
四季と通して育った地域材ほど良いものはないのです。
ふんだんに使い、落ち着きある安らぎを得る家を造りたいもの。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Author Profile

井上 静夫
井上 静夫
1955年、福岡県八女市生まれ。中学卒業と共に、大工の修行に入る。6年の修行の後地元八女に戻り工務店で働くこと10年。その間1979年に2級建築士を取得、建設科、建築科の職業訓練指導員となる。1985年建設業の許可を取得井上建築を開業する。自然素材に特化した家造りを手掛ける。1997年には労務管理士、1999年被災建築物応急危険度判定士を取得、2005年下横山神社、仏閣建築に関わり委員会より表彰、2010年古民家鑑定士、伝統資財施工士、古材鑑定士、古材活用士となる。現在も自然素材に拘った家造りを行っている。