Skip to content

夏暑い家・冬暖かい家・・・住みやすい?

この時期、家に帰ると「暑い・・・」と思いませんか?

 もともと、日本の住まいは「夏涼しく冬寒い」のが特徴でした。

220px-Yoshida_Kenko

吉田兼好の徒然草の中に

「家の作りやうは夏を旨とすべし。冬はいかなる所にも住まる。 暑き比(ころ)わろき住居は、堪え難き事なり」 

とあります。

 

結局、住まいというものは夏にいかに涼しく作るかを考えられています。

もちろん、今と異なりクーラーや扇風機など無い時代でしたから家の作り方を工夫してきました。

今はどうでしょう?

冬暖かく、しかし夏は風が抜けず、建物が熱を持ってしまう。そんな暑い住まいになってしまっています。

夏にはクーラーをかけ、クーラーを使えば使うほど家の中の温度差は大きくなり、涼しい部屋からはでたくなくなります。

断熱そして気密のいき過ぎ、風の抜けない間取りと窓の関わり、そして家をつくる時の材料の変化が、

夜になっても涼しさの戻らない住まいをつくっています。

クーラーなどない時代、窓から入ってくる風はまさに外気温、それでも何となく壁にひっついて横になっていると涼を

感じたという思い出はないでしょうか。

それは、土壁による塗り壁を当たり前としていたかつての家づくり、この土や漆喰が夜の冷たさを昼間でも持っていて

室温が上昇しても涼しさをもたらせてくれていました。

日本の夏・・・のイメージでは

resize 

昼間は玄関も開け放して、夜は網戸に蚊帳を吊って、まさに自然の中で暮らしてきたということが失われてきています。

日本には日本の素晴らしい文化がある!

そう感じています。

 

もちろん、現代社会では、セキュリティなどの観点から田舎でも玄関の鍵を開けたままや、窓を開けたまま寝る事が難しい

世の中にもなってきてしまいました。

窓を閉め切る為にクーラーが必要になるなどの悪循環を少しでも工夫し断ち切りたいですね。

クーラーになれてしまうと、室内と室外の温度差によって対象も壊しやすくなります。

古民家にはマイナス部分だけでなく、現代の生活にも取り入れれるところはあると思います。

 

日本には日本の住まいを!

古民家を再築する専門化「伝統再築士」。

基準となる再築基準検討委員会は今年で2年目に入り「古民家の断熱」に関して構築しています。

建築士の方は、伝統再築士の取得をお勧め致します。

http://www.hepa.or.jp/伝統再築士/

 

Author Profile

河野公宏
河野公宏
KOMINKAを世界共通語に!

【古民家ネットワーク本部】
株式会社アステティックスジャパン 代表取締役社長
(旧:株式会社ヴィンテージアイモク)
【全国古民家再生協会連絡会議】
事務局:一般社団法人住まい教育推進協会 事務局次長