建物は定期的なメンテナンスで長生きします。
家の部位の中で 一番厳しい環境に置かれている「屋根」。
雨や日射しから、いつも守ってくれるのは屋根です。
軒先では雨宿りをしたり、干し柿をつくったり。
今の季節なら風鈴をつるす場所にもなりますね。
そんな屋根に、少し思いを馳せてみませんか。
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今年の8月6日で、広島への原爆投下から69年が経ちます。
今いる自分と向き合いながら、改めて平和の尊さを感じる一日にしていきたいと思います。
さて、広島県は雨が続きます。
外で用事をする時は、古民家は軒先が深いので助かります。
ご存じの通り、木は雨(水)が掛かると傷んできます。
木(柱、梁、桁など)を守る意味でも屋根は建物の中でも重要な役割を担っています。
今日のような日は、雨が建物に掛からぬよう雨水を受け、晴れれば太陽の日差しを遮り、冬は雪を受ける。
建物を助けてくれている屋根はいつも過酷な条件の中頑張ってくれています。
定期的なメンテナンスで屋根は長持ちします。
屋根が長持ちすれば、建物が長生きします。
見えないだけに放ってしまいがちな屋根ですが、この機会にメンテナンスをしてみませんか?
100年生き続ける古民家を次の100年へ。
共に、残すべき「物」と「事」をみんなで共有していきましょう!
(一般社団法人古民家再生協会広島 代表理事ブログより抜粋)
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