和風(真壁)にしてよかった。

和風(真壁)にしてよかった。

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新築して9年になります。
土壁と自然素材で建てたいと当初からの希望でした。
和風建築が少なくなり、プレカットが主流の昨今我が家は
自分の山の木で建てたいと考えてありました。

お盆を期に訪ねてみました。
家に入るなり、色合いが飴色に変わり落ち着きのある家になってました。
当時は、施主さんと山を歩き材を見定めして切って周り
製材所へと運び、一緒に製材したものです。

家を建てる醍醐味を二人して実感したのを覚えてます。
代々守ってきた山の木を切るときの感動は忘れることはできません。
大黒柱にする木(杉)も二人で切り倒しました。

その後は山に感謝をし、家づくりへの期待に夢膨らませ達成した
感動は今も施主様は自慢げに話されます。
日本人は和風の真壁に限ると…   それに土壁が良いといわれます。
樹齢250年以上の一枚戸は味わい深い貫禄を見せています。
施主様曰く、安くてできる今の家、自分の代もてれば良いというなら
借家がまだましだと…  建てるのであれば長持ちする家を建てるべきだと。

そして地域の材を使わない方はないとまで言われます。
誰とでも同じ家より、世界に一つしかない自分の理想を形にしたいものです。
そしてそれは次の世代へと繋げるものになるはずです。

 

 

 

 

 

 

 

 

Author Profile

井上 静夫
井上 静夫
1955年、福岡県八女市生まれ。中学卒業と共に、大工の修行に入る。6年の修行の後地元八女に戻り工務店で働くこと10年。その間1979年に2級建築士を取得、建設科、建築科の職業訓練指導員となる。1985年建設業の許可を取得井上建築を開業する。自然素材に特化した家造りを手掛ける。1997年には労務管理士、1999年被災建築物応急危険度判定士を取得、2005年下横山神社、仏閣建築に関わり委員会より表彰、2010年古民家鑑定士、伝統資財施工士、古材鑑定士、古材活用士となる。現在も自然素材に拘った家造りを行っている。

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