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オール電化は地球にやさしくない

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近年環境問題への関心が高まる中、「オール電化は環境にいい」という表現がしきりとなされ、消費者に対してイメージが植え付けられています。 2008年3月時点で四国電力館内では、新築戸建住宅の67%がオール電化であるという報告があります。

電力会社は夜間の発電設備を有効活用する為に、夜間に安い料金体系を設定していることから、導入する消費者にとってメリットが感じられるようになっています。 販売店にとっても100万円近い高価な機器を販売できるので、売り込みに力が入っており、導入の拡大が続いています。 環境負荷の点でみてみると・・・ もともと電気は、発電所で6割近くが廃熱として捨てられる為に、家庭でそのまま熱として利用する用途では効率が悪く環境負荷も大きくなります。

IHクッキングヒーターの効率は90%(銅・アルミ鍋では75%)とされていますが、発電所の効率を含めて負荷計算をすると従来型ガスコンロと比べて、1.23倍〜2.49倍の環境負荷となるそうです。 給湯器については、以前のヒーター式電気式温水器に対して、2002年からエコキュート(ヒートポンプ式電気給湯器)が販売開始され、ヒートポンプ式は空気の熱を利用してお湯を湧かすために電気温水器に比べ3〜5倍効率が良く、地球温暖化対策の主要な対策として国も位置づけています。

性能が十分に出ている場合には、既存のガス給湯機と比べ0.55〜0.92倍と環境負荷が小さくなりますが、広島大学の村川教授らの研究によると実働COPは1.82程度であり、カタログ値よりはるかに小さい値しかでていないことが報告されています。 この値を採用すると、ガス給湯機の0.95倍〜1.60倍と、指標の取り方によっては環境負荷を増やしてしまう結果となり、むしろ効率のよいエコジョーズ(潜熱改修型ガス給湯器)のほうが環境負荷が小さいことが示されました。

さらに現在販売されているのがエコキュートだけでなく効率の悪い電気温水器が、2007年時点でもほぼ同数販売されている実態もあり、初期投資を渋る家庭やマンションなどで一括して設備が導入される場合には電気温水器が選ばれる事例も少なくないようです。

電気温水器の効率はガス給湯器に比べて1.92倍〜3.24倍と極端に大きく累積設置数を考えると2倍以上の電気音好きが稼働していると推計され、オール電化としてみると環境負荷を増加させていると専門家は言います。 オール電化とひとくくりにするのではなく、根本を知ることこそが大事なのではないでしょうか?

消費者判断で「未来の子ども達の為に」いい世の中。いい日本を残していきたい。そう思います。

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河野公宏
河野公宏
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【古民家ネットワーク本部】
株式会社アステティックスジャパン 代表取締役社長
(旧:株式会社ヴィンテージアイモク)
【全国古民家再生協会連絡会議】
事務局:一般社団法人住まい教育推進協会 事務局次長