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節って強いの?

製品化した材木には、節があります。木が生長する上で枝があるのは当然ですが、製材をしたときに出るのが節といいます。基本的に節というものは木材の強度を低くします。
しかし、木が生長する上では節があるのは、しょうがないもかも知れません。要はそれが「死に節」か「生き節」によります。「死に節」というのは、枝が死んだときに幹の中に埋まったものです。枝打ちをしないで放置された木は、死に節だらけに成ります。製材をしたときに死に節だと抜け落ちたりするものです。これが板に製材した時抜け落ちたりします。これを節穴といいます。
枝が生きてるときに枝打ちをすると幹の中に生き節として形成されます。この場合に製品化すると生き節となるのです。節の無い部分は、主に化粧材として使い節の有る部分は主に構造材として、使おうとか木を見極める目を養う必要性があります。大工さんは、丸太の時からどこに節があるのか見極める目を持っています。しかし、これも10年以上の経験がないと解りませんね。木の癖、性質を見極め長持ちする家を作るのが大工さんです。昔の棟梁はそのことをおしえてきたのです。

Author Profile

井上 静夫
井上 静夫
1955年、福岡県八女市生まれ。中学卒業と共に、大工の修行に入る。6年の修行の後地元八女に戻り工務店で働くこと10年。その間1979年に2級建築士を取得、建設科、建築科の職業訓練指導員となる。1985年建設業の許可を取得井上建築を開業する。自然素材に特化した家造りを手掛ける。1997年には労務管理士、1999年被災建築物応急危険度判定士を取得、2005年下横山神社、仏閣建築に関わり委員会より表彰、2010年古民家鑑定士、伝統資財施工士、古材鑑定士、古材活用士となる。現在も自然素材に拘った家造りを行っている。