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古民家は地震に弱い?!

20年前の阪神・淡路大震災では、1万5千人を超える戦後最悪の死者を出し、

その中でも80%相当(約5000人)は木造住宅が倒壊し、家屋の下敷きになって
即死。10%相当(約600人)は、室内家具の転倒による圧死だったそうです。

この震災で、被害を甚大にした木造住宅が危険というようなイメージが付いたのも
事実だと思います。
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多くの木造住宅が倒壊した阪神・淡路大震災ですが、
そのほとんどが家の耐震性を無視して増改築を繰り返した築30年以上経った建物でした。

1981年(昭和56年)に施行された建築基準法改正後は新耐震設計法が義務づけられました。
阪神・淡路大震災で倒壊した建物の95%が改正前に建てられた不適格なもので、
老朽化による劣化とともにシロアリなどの害を受けた壊れやすい建物でした。
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では、それより以前の古民家(伝統構法)はもっと危険なのか?

状況にもよりますが、私は違うと考えています。

皆さんもご存知の通り、日本は地震大国。

地震は、ここ数年に始まったものではありません。大昔から地震と付き合ってきたのです。

世界最古の木造建築とされる、法隆寺の金堂や五重塔は1300年以上もの間、

幾度と無く、地震を始めとする自然災害から耐え続け、今も存在しています。

そうした、日本の土地にあった伝統構法(建築)が日本にはあり、古民家もその一つです。

現社会では、五重塔の考えが東京スカイツリーにも採用されています。

古民家が地震に弱いとは、言えないと思います。
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もちろん、途中で様々な増改築であったり、シロアリや腐朽による損傷であったり、
メンテナンスをされていない建物は古民家に限らず危険が伴います。

しっかりと、専門家に調査頂きたいと思います。

きてほしくない地震ですが、いつくるか解らないのも地震です。

これまでの災害を忘れることなく、明日は我が身という気持ちで住まいも見なおして欲しいと思います。

古民家(築50年以上)であれば、全国の古民家鑑定士が調査致します。
http://www.kominka.net/kominkakantei/

Author Profile

河野公宏
河野公宏
KOMINKAを世界共通語に!

【古民家ネットワーク本部】
株式会社アステティックスジャパン 代表取締役社長
(旧:株式会社ヴィンテージアイモク)
【全国古民家再生協会連絡会議】
事務局:一般社団法人住まい教育推進協会 事務局次長