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境界④『ADR-裁判外紛争解決手続』

隣接地所有者さんとの境界トラブルは後を絶ちません。
法務局の図面通りに現地に境界標があれば安心ですが…
特に土地の売買や建物の増改築・建替えの際によく問題になります。
境界を語るときに、まず知っていてほしい大切な用語は2つ。
こちらで簡単にご説明してるので、ご存じない方はご一読を↓
★境界①『筆界と所有権界』 http://www.jyuikulife.com/3104.html

そして筆界を確認するための新制度も1つお話しましたね↓
★境界③『筆界特定制度』 http://www.jyuikulife.com/5165.html
大抵はこの制度に頼らなくても、土地家屋調査士が解決に導きます。

でも本当に決着つけたいのは筆界ではなく、所有権界であったりします。
その場合は『筆界特定制度』の成果では不充分。或いは意味がないことも。
ではどうすれば? やはり境界確定訴訟で裁判を起こすしかない?

以前は確かにそうでした。
でも今はそこに至る前に他の解決策を一緒に考えてくれる場ができています。
『裁判外紛争解決手続』。英語で”Alternative Dispute Resolution”。
普段は簡単に略して『ADR』(調査士ADR)と呼ばれることの方が多いです。

ADRは、個人間交渉と裁判の中間に当たるよな解決方法。
境界問題については各県にセンターがあります。
http://www.chosashi.or.jp/adr/
ここでは専門の弁護士と土地家屋調査士が揃って協力してくれます。
さすがに全ての境界問題がADRだけで解決できるとは言えません。
相手側が話し合いにすら全く応じてくれなければ無理なこともあります。
でも事前相談で現状を正しく理解し、知恵を借りるだけでも大変有意義です。
その境界問題が所有権界をめぐるものであれば、お勧めの手段です。

もちろん真っ先にはお近くの土地家屋調査士さんを頼りにしましょう。
境界の調査・分析にかけては誰よりもプロフェッショナルな資格者ですから。