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「五感」で古民家を感じる!

古民家は「五感」で楽しむものです。

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なぜか懐かしさを感じる茅葺き等のどっしりと構えた大きな屋根、板張りの壁、広い縁側等見た目で感じる「視覚」

つい触りたくなる大きく安定した大黒柱等の木の温もりを感じる「触覚」

畳や土壁、檜等の香りで感じる「嗅覚」

テレビも無くシーンと鎮まったなかで聞こえてくる野鳥の声、川のせせらぎなどで感じる「聴覚」

家族みんなでいろりを囲んだ団欒のなかでいただく鍋の味で感じる「味覚」20150225-2

古民家にはそんな五感を養う力、日本人の「木が好き」というDNAを呼び起こす力があるのです。

また木材の継手や仕口等、先人の大工さんの知恵や技術も古民家の構造体には残っています。

今はプレカットなる工場で生産された構造体も多く、経済性が優先された造りとなっています。

どちらが良いとは一概には言い切れませんが、大工の技術は余り要らなくなっています。

小学校低学年位までの子供たちがなりたい職業は「大工さん」が上位に入ります。何故高学年以上になると順位が下がるのか?

私は子供たちのDNAが思いのままに成長できるうちに「五感」を養い、より「日本人力」を高めて行けるよう、また大人たちも「日本人力」を取り戻せるよう、古民家の良さを伝えていく活動をしていきたいと思います。

 

一般社団法人古民家再生協会東京 代表理事ブログ
 杉本 龍一のブログ I am a 古民家鑑定士より抜粋