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とある木のおはなし【後編】

【前回の続きのお話】

杉は、人間にことを知らせる為、泣き続けました。
それでも何もことは変わりそうにありませんでした。

そのうちに温暖化が進み、蒸発した水蒸気がどんどん雨を降らせました。
異常に雨が降り、保水力を亡くした山では、土砂災害がおき始めました。※

山が、身勝手な人間を怒っているようです。

山城1

少しの人達が気づきました。
ですが、山の心は傷ついてしまい、なかなか昔のようには付き合えません。
仲間を増やして、時間をかけて、山と向きあっていかなければいけません。

山は、見ているのです。

そろそろ、自然にきちんと耳を傾けるべき時です。
いくら技術が高度になろうとも自然なくして、何も成り立たないのですから。
それは、国が変えるのでも、企業が変えるのでもなく、一人一人が気付いて未来を守るのです。

未来の子どもたちの為に☆

山城2

皮肉にも、日本の山は植林も多く、足並みを揃えて育つので、とても綺麗に整っています。
海外の方が、山に魅せられて移住して来られるほど美しいのです。
なのに、今それを守る昔ながらの林業家がいらっしゃらない。
古くて強い古民家は空き家になったり、壊されたりしています。
悲しいかな。。。

※管理されている山では、樹を間引きします。
間引きすることで、奥の方まで光が届きます。
根をしっかり張って、保水力を保ちます。
栄養が行き届き、しっかりした樹が育ちます。

山城3

 

一般社団法人福岡県古民家再生協会会員の会所属 山城京子さんのfacebookより抜粋