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説得ではないのです。

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古民家鑑定士として残す提案をさせていただく上で
残すだけの価値があるのか否かは難しいところである。
定義として50年経過したものを「古民家(こみんか)」
だからと全てがそれに値するものでもないのです。

かといって説得してお金をかけるものでもないのです。
話をして一方的に説得させるものでもありません。
古民家を残す意義を説明し、納得していただいてこそ価値があります。

残すうえでの提案は一つではありません。
現地再生、移築再生、部分再生、古材利用など
費用的なもの、そして古民家をどうしたいのかで別れます。

ですから決して一方的な都合だけで説得させるものではないのです。
文化的価値のある古民家をいかに、そしてどう生かし残すか
それが問われているのです。

Author Profile

井上 静夫
井上 静夫
1955年、福岡県八女市生まれ。中学卒業と共に、大工の修行に入る。6年の修行の後地元八女に戻り工務店で働くこと10年。その間1979年に2級建築士を取得、建設科、建築科の職業訓練指導員となる。1985年建設業の許可を取得井上建築を開業する。自然素材に特化した家造りを手掛ける。1997年には労務管理士、1999年被災建築物応急危険度判定士を取得、2005年下横山神社、仏閣建築に関わり委員会より表彰、2010年古民家鑑定士、伝統資財施工士、古材鑑定士、古材活用士となる。現在も自然素材に拘った家造りを行っている。