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古民家の夏を快適に過ごす工夫

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古民家は日本の高温多湿の夏を快適に過ごす工夫がされた住宅です。電気のない時代、いかに快適に暮らすか先人の知恵が詰まっているのです。そんな先人たちが残した知恵の塊である古民家は今再評価されています。

古民家の夏を快適に暮らす工夫を書き出してみると

・軒の長い出は夏の日射を遮り、冬は太陽の高度が下がることで日の光を室内に導き入れる。

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・茅葺の大きな屋根は断熱効果があり、茅葺きの屋根は夕立の雨が染み込み、気化熱で建物を冷やす。

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・漆喰の白い外壁は日射を反射し、熱容量の大きな土壁は夜間の冷気を蓄熱し昼間の温度上昇を防ぐ。

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・木や畳や土壁は吸放湿性に優れ、調湿作用で夏の高温多湿を和らげる。

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・壁のない間取りは風通しがよく室内の熱気を逃す。

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・家の周りに植栽や池を配し、周辺の空気を冷やし室内に取り込む。

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・建具も夏場は風通しのいい夏障子に交換し風通しをおこなう。
・床下が高く、空気が流れることで湿気や室内の温度上昇を防ぐ。

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など日本の住宅は東南アジアの住居、高床式住居に似た部分が多く、日本の夏がいかに暑くて湿気が高く過ごしにくいものだったか、それに合わせて住まいが進化したのがわかると思います。

Author Profile

川上 幸生
川上 幸生
川上 幸生(かわかみ ゆきお)
1967年1月15日 大阪出身

二級建築士
愛媛県木造住宅耐震技術者
インテリアコーディネーター
照明コンサルタント
住宅断熱施工技術者
下水道責任技術者
古材鑑定士
古民家鑑定士
伝統資財施工士
住宅建築コーディネーター

大阪でお菓子会社にて商品開発やパッケージデザイン、
デパートのショーウィンドウや店舗の設計施工を経て
現在は愛媛に移住して今までの経験を活かし人に優し
い本物の家づくりを目指し「お客様に感動をあたえる
家づくり」を心情に住宅の設計やデザインをメインに
活動中。

主な活動
厚生労働認可財団法人職業技能振興会認定資格 
古民家鑑定士伝統資財施工技術士 教本執筆並びに講師

一般社団法人住まい教育推進協会 会長
株式会社アステティックスジャパン 事業統括本部長
愛媛インテリアコーディネーター協会 会長
四国中古住宅流通活性化協議会 理事
全国古民家再生協会連絡会議 事務局長
ケイズデザイン二級建築士事務所 代表