Skip to content

循環が必要

0115
循環という言葉を検索すると・・・
→ ひとまわりして元にかえり、それを繰り返すこと。 

と辞書には書いています。

建築など全てにおいて「循環」というのは大切です。

この「循環」というものは、一度崩れだすと加速し壊れ、元に戻すにはとても時間がかかります。

我々の分野である建築というカテゴリーにおいても多くの事が該当します。

日本家屋が減る
↓
日本家屋に携わる職人さんが消える
↓
職人さんが使用する道具を造る職人さんも消える
↓
ひとつの文化が消える

これは、決して大げさなことではありません。

今、大工さんの中でもカンナやノミ、ノコギリを使わない方もいるようです。

早く言えば、必要の無い家が出来ている。そんな時代です。

日本の山林に、植林した杉と檜が放置されている現状も循環が崩れた結果です。

今、日本住宅新聞社さんという業界紙に先月より寄稿をさせて頂いています。

来月の原稿を造るなかで、今回は大工さんに寄稿協力頂きました。
IMGP2371

昔は、
親方連は15人(基礎屋、左官、瓦屋、大工、指物屋、畳屋、材木屋、内装、建具
屋、設備、など)
若い職人さん31人 親戚36人 総勢82人に祝ってもらい当日のお膳は100席!

1軒の家を建てるのに、これだけ多くの方に祝ってもらえる。

これが、面倒だとか、必要ないとか、そう思われる世の中は寂しいものです。

一生に一度あるか無いかの大きな買い物。

これも日本の美学の様な気がします。

Author Profile

河野公宏
河野公宏
KOMINKAを世界共通語に!

【古民家ネットワーク本部】
株式会社アステティックスジャパン 代表取締役社長
(旧:株式会社ヴィンテージアイモク)
【全国古民家再生協会連絡会議】
事務局:一般社団法人住まい教育推進協会 事務局次長