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手入れ

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今ではすっかり見ることが少なくなりました。
一昔は、現場では職人さんの道具を手入れする姿があり兄弟子との会話が見られたものです。
徒弟時代は兄弟子、弟弟子と厳しい時代を過ごしたもの。

そこで重視されるのが「道具」です。大工の命ともいえる道具
ノミ、鉋、鋸、種類は数知れないほどある。
それだけ木の継ぎ手にも数知れないほどあるということ。
これをマスターするには容易でない。
というより一生かけても知りつくせないのかもしれない。

大工職人の奥深さを感じる。
最近は3Dプレカットで追っ掛け大栓継・台持ち継などもできるとか。
何が良いのか、いけないのか

どんな技術が考えだされるにしても所詮人間が考えだしたもの
シンプルなほど良いのではないのか
そんな気もする。
効率化も良いけど、多少時間かけても良い気もする。

道具も人の手で手入れしてこそ味わいのある家が生まれるのです。

Author Profile

井上 静夫
井上 静夫
1955年、福岡県八女市生まれ。中学卒業と共に、大工の修行に入る。6年の修行の後地元八女に戻り工務店で働くこと10年。その間1979年に2級建築士を取得、建設科、建築科の職業訓練指導員となる。1985年建設業の許可を取得井上建築を開業する。自然素材に特化した家造りを手掛ける。1997年には労務管理士、1999年被災建築物応急危険度判定士を取得、2005年下横山神社、仏閣建築に関わり委員会より表彰、2010年古民家鑑定士、伝統資財施工士、古材鑑定士、古材活用士となる。現在も自然素材に拘った家造りを行っている。