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〜新築が得か?リフォームが得か?〜

平成29年3月9日大阪会場 住教育セミナー講演録
全国優良工務店支援協会 講師 大沼 勝志氏
会 場  新大阪丸ビル405
参加人数 32名

よく新築は「坪いくら」と言われます。
しかし「リフォーム」はその限りではありません。
最近では「水廻り3点セットでいくら」はありますが、
大規模改修は価格がわかりにくいのが現状です。

ですから「大規模改修するなら新築した方がわかりやすいので」
と新築される場合が多く見受けられます。

例えば「固定資産税」は新築とリフォームでは大きく違います。
これは毎年のことですから大き差が出ます。
また建て替えた場合には「解体費」「引っ越し費用」など
目に見えにくい無駄な経費も多く出るので「リフォームの方が断然得」です。
家族構成は変わっていくものですから、
変化しやすい家づくりには木造住宅が断然有利です。

私は「いい木造住宅」ならリフォームは容易で、
その後も基本的に長持ちするので、
「住宅の資産価値を高めるリフォーム」をするべきだと考えています。
「資産価値を高めるリフォーム」のポイントですが、
まずリフォームは信頼できる業者が大事です。
やはり「地域の大工・工務店さん」が安心できます。

そして「構造をしっかり直すこと」です。
よく外壁の上に外壁貼るケースが見られますが
これは「下地大丈夫」かと心配になります。
リフォームには耐震補強・性能性向上、間取り変更、
老朽化向上などがありますが、
「デザインより中身が大事」です。

費用をかけるところ掛けないところのバランスが大事ですから、
住まい手自身が、あとで後悔しないように家づくりを勉強しないと
取り返しきかないことになります。

自分自身で「現場も確認」出来るようにならなくてはなりません。
建築は様々な業者さんが出入りしますから図面だけでは危ないと思います。
「住教育」を勉強して楽しみながら家づくりをしてください。
計画的に大きな改修工事にを定期的に行う方が
家は「資産価値」として残り長期に住まえてお得です。

Author Profile

井上 幸一
井上 幸一
2001年 持続可能な循環型建築社会の創造を目指し古材FC事業を立ち上げ全国展開を開始する。
古材の利活用から古民家を地域の宝と捉え古民家の利活用をおこなうための事業として古民家ネットワークを創設。
「古民家鑑定士」「伝統再築士」を始めとする資格を創設し全国各地で古民家を取り扱う人材育成に力を入れ、古民家鑑定士は全国に1万人を超す。

現在は、古民家の安心と安全を担保するために基準を創り、ソフト面とハード面を兼ね備え全国各地で講演活動を実施している。

また本年、「内閣官房歴史的資源を活用した観光のまちづくり専門家会議専門員」として全国各地の地方自治体のコンサルティング活動も行う。

古民家ツーリズム推進協議会事務局長として、全国で古民家ツーリズムの推進もおこなっている。