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〜 既存住宅の市場を活性化させる 〜

平成29年3月24日 東京会場
講師 新民家推進協会 金井 克明氏
会 場  CROSSCOOP青山 セミナールーム
参加人数 28名

空き家が800万棟あるそうです。凄い数です。
住宅ストック数が世帯数を大きく上回り、
昨年も100万棟程度新築されましたから、
このままでは益々空き家が増えることになります。

増える空き家の8割は「戸建て住宅」です。
既存住宅を活性化させなくてはなりませんが、
その問題点はどこにあるのだと思いますか?
日本の新築市場に比較して既存住宅市場は13%程度、
イギリスはなんと88%の市場が既存住宅流通です。
これは住宅に対する意識の違いです。

・日本は耐久消費財と考えスクラップアンドビルド推奨

・イギリスは資産、ヴィンテージハウスと評価する

これ以上「短命な住宅を作り続ける」のはよくないと、

2007年に国は「200年住宅」を掲げ、
今は「長期優良住宅」として「長持ちする家」を推奨しています。
昨年「住生活基本計画」を見直して、
「インスペクション」をしっかりすることを義務付けようとしています。
家をしっかりと評価する制度です。
このインスペクションは「専門家」の技術向上が重要です。

私は不動産を取り扱っていますが、
「インスペクションは不動産屋さん以外の専門家が
行うことこしが正しい価値を判定する」と思います。

「売る人が評価する」のではなく
「第3者の眼でしっかり評価する」ことこそが安心の評価に繋がります。

これからインスペクションが当たり前の時代になり、
銀行の家の評価制度の見直しや、既存住宅への税制の改正、
補助金・助成金の支援強化などで「既存住宅市場の活性化」が進むと私は思います。
いい既存住宅を「資産として残し活かす時代」になると思います。

Author Profile

井上 幸一
井上 幸一
材木屋2代目として、今年材木屋の資格「木のソムリエ」という資格を創設しました。
材木屋に資格はいらいない!そう言われるのは、業界だけでユーザーからすると材木の専門家としてアドバイスしてもらえる方をどんどん排出していかなければ、このまま日本の林業も衰退する一方です。また日本の住宅に使用される材木も粗悪なものになりかねません。
一般ユーザーへ本当のコトを伝えてまいります。
建築業の方から嫌がられるかもしれませんが・・・。