井上 幸一

1/79ページ
  • 2019.12.04

茅葺屋根を囲うことのメンテナンス

茅葺屋根は世界的に見ても世界最古で現在も使われている屋根材です。 日本でも縄文時代の竪穴式住居などで使われ、 現在も伊勢神宮や社寺建築、あるいは古民家でも使われている素材です。 長く愛されて使われてきたのは材料となる 茅(ススキなどのストロー状の植物)の入手が簡単であり 農閑期に共同作業=結でみんなで葺き替えていました。 性能的にも空気を多く含んでいますから断熱性に優れ、 雨漏りしないのは茅を棒状 […]

  • 2019.11.28

茅葺職人技能士

古民家と言えば一般的には「茅葺(※1)屋根」を連想します、 茅葺は植物であるため定期的なメンテナンスや維持管理が必要ですが 断熱性が高く、夕立の後に気化熱で建物の熱を逃がし 夏場古民家を快適に過ごすために必要なものですし、 何より循環型の自然素材であり最終的に土に帰るエコな素材です。 茅葺屋根を維持していく方法としては 屋根を全面的に葺き替える「丸葺き」 屋根をいくつかに分割して葺き替える「分割葺 […]

  • 2019.11.20

古民家から学ぶ

昔の加工技術では柱などの木材は貴重品であり家を建て替える際には 何度も使い回され、そこにはものを大事にする精神がありましたし、 開放的な間取りは近隣とのコミュニティを重視し ご近所付き合いが活発で地域で子どもの躾や教育もおこなっていました。 また四季折々の伝統的な行事は代々と受け継がれ その積み重ねこそが文化となったのです。 自然の前には無力だった昔の生活は逆に自然との一体感を生み、 八百万の神と […]

  • 2019.11.16

木は切った方がいい

年数を経るごとに、味わいが増してくるという木。 それらを永く楽しみ、次の世代へと遺したいものですが、 木材とはいったいどのぐらいの年数を耐えうるものなのでしょうか。 日本最古の木造建築物・法隆寺は創建から1,400年くらいです。 世界最大級の木造建築物としては、東大寺。 集成材でできたもっと大きい高層建築はありますが いわゆる無垢の木だと東大寺が最大級です。 木というものは水にさえ浸けなければ長持 […]

  • 2019.11.12

住環境

住環境を辞書で引いてみると ・すまいの快適さなどに影響を及ぼす周囲の状況(goo辞書) ・居住する場をとりまく、自然・社会環境(三省堂 大辞林) などと出てきます。 なるほど、 『すまい』に住んでいる私達は、住環境に支配されているんですね。 では、住む人たちにどのような影響をあたえているのでしょうか? 化学物質による影響(アトピー性皮膚炎やめまいなど)は 臭いによって、すぐに判明し影響が出始めます […]

  • 2019.11.08

日本の農業

1920年は日本に住む4人に1人が農家でした 2018年は70人に1人が農家だそうです。 司馬遼太郎さんは 「土地と日本人 対談集 司馬遼太郎」の中で ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ぼくはいわゆる河内の国に住んでいるわけです。 ぼくは中河内ですが、金剛山麓の南河内というところは 大和に似て景色のいいところなんです。 いまから12、13年前(注・この発言時は1975年) […]

  • 2019.11.03

木の乾燥

木材はどのように乾燥させるのでしょうか。 単純に考えても、木材を乾燥させるためには、 温度を上げるためのエネルギーと相応の時間をかける必要があります。 また乾燥には、天然乾燥と人工乾燥をはじめとして、いくつかの方法があります。 天然乾燥では、乾燥させる前に木場などで水に浸け、 樹脂分を水に置きかえてから乾燥させます。 20%以下に乾燥させるためには少なくとも一年以上の時間がかかります。 人工乾燥で […]

  • 2019.10.23

ローカルのよさ

「リビング・エニウェア・コモンズ」 「LIFULL」が運営しています。 2023年度までに100拠点を目指し 遊休施設をオフィスとして再生させ 飲食設備(キッチン)や宿泊機能も持たせるなど そこで働きながら暮らます。 「人々が場所に縛られないライフスタイルを実現する」 コミュニティメンバーに加入した法人や個人が 定額で利用できる多拠点オフィスのサブスクリプションモデルで オフィスはもちろん、住まい […]

  • 2019.10.16

木の強さ

東京駅は松杭が使用されていました。 東京駅の場合は、 1万本の松の杭(長さ8m)で 支えられているということがわかりました。 建物を支えるのに、 木の杭を使うことは、 今で言う鉄筋コンクリートの杭を使っているのと 全く同じで松は「松ヤニ」が出ることで水分を弾き飛ばし、 腐朽を防ぐとも言われています。 東京は、皇居(昔の江戸城)以東は 埋め立て地であり東京駅も杭が必要であり、 そこに打たれた松の杭も […]

  • 2019.10.09

空き家問題課題解決DIY

空き家問題の解消へ・・・・ 住環境教育協会さんと連携協定 地方の眠る資源「空き家」 都会に眠る資源「空き室」 新しい時代ニーズ相応しい魅力あるまちづくり 地域に相応しい産業おこしをする具体的な構想づくりと それを実践するための 人的ネットワークを構築することを DIYを通しておこないたい。 私たちが『古民家再生』を通して行ってきたことを DIYが出来る人を育成して実現しようとしている金堀さん。 D […]

1 79