構造・構法

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  • 2015.10.26

古民家の夏を快適に過ごす工夫

古民家は日本の高温多湿の夏を快適に過ごす工夫がされた住宅です。電気のない時代、いかに快適に暮らすか先人の知恵が詰まっているのです。そんな先人たちが残した知恵の塊である古民家は今再評価されています。 古民家の夏を快適に暮らす工夫を書き出してみると ・軒の長い出は夏の日射を遮り、冬は太陽の高度が下がることで日の光を室内に導き入れる。 ・茅葺の大きな屋根は断熱効果があり、茅葺きの屋根は夕立の雨が染み込み […]

  • 2015.08.31

構造の変遷について

  日本の住宅は長い歴史の中で構造も変遷してきたが(壱の八 古民家の歴史参照)軸組自体の構造の変遷をみると、伝統構法では当初は柱の上部に頭貫(あたまぬき)と呼ばれる横木を通す事で柱の倒壊を防いでいたが、その後長押(なげし)を柱の高い部分に取り付け補強し、頭貫と長押の両方で柱をつなげるようになった。そして壁や床が作られると貫(ぬき)を一定の間隔で通し、足元にも足固め(あしがため)といわれる […]

  • 2015.08.29

瓦礫…

瓦礫という言葉をご存知ですか… がれきと読みます。 災害が起こり目の前は瓦礫の山となった…というような使い方がされますが、この言葉、よく見てもらうと、瓦という漢字と礫という漢字が使われています。 礫とは小石や土の塊というような意味になります。 昔、地震が起これば古民家の屋根の載せていた瓦と、瓦を安定させるために敷いていた土が落ちました。この瓦と土が瓦礫という言葉になりました。 今の家は瓦礫は出にく […]

  • 2015.06.30

一般的な建築工法について。

骨組みに木を使うものとしては木造軸組工法と木造枠組工法の二種類があります。   1,木造軸組工法=伝統構法や在来工法は柱や梁などの骨組みに木材を使用。 →建築後50年を経過すれば古民家となる。 大工の技量により品質にばらつきがでる。日本の気候風土に合わせて進化してきた工法で、間取りの自由度や増改築などが用意におこなえる。   2,木造枠組工法(もくぞうわくぐみこうほう)=ツーバ […]

  • 2015.05.22

リフォームにも土壁を…

  土壁って見たことありますか。 古民家はほとんどが壁に土を塗って仕上げてあります。 今でこそ土壁の家が少なくなりましたが以前は地域の住民が共同作業で行ってました。 その地域の風土により、より土の特性を生かすために塗る時期までも考慮し 作業の時期までも変えたりしてたようです。 土壁には基本的に藁を練りこんで寝かせます。 壁の補強や亀裂を防いだり曲げ強度の向上、塗る時の作業性の向上にもなり […]

  • 2015.02.28

耐震診断

昭和56年(新耐震基準)以前の 住宅の「耐震診断」を進めなくてはなりません。 「耐震診断」は大きく分けて 「静的耐震診断」と「動的耐震診断」が有ります。 一般的に圧倒的に多いのは「静的耐震診断」です。 図面や現場で確認して診断します。 それに対して「動的耐震診断」は 実際に家を揺らしてその揺れから耐震化を提案します。 建物の壁などを壊す事無く どんな住宅でも診断する事が可能です。 伝統構法には今の […]

  • 2015.02.07
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縄文時代にはすでに「ほぞ」加工がされていた!?

  石川県能登町の教育委員会が1月22日、同町にある縄文時代の「真脇まわき遺跡」から、先端が突起状の「ほぞ」に加工された日本最古の角材が見つかったと発表しました。   弥生時代より古い時代の遺跡から「ほぞ」加工されたものは出土していないそうで、角材の「ほぞ」加工は弥生時代が始まりとされていた常識が塗り替えられそうです。     「真脇まわき遺跡」で今回出土し […]

古民家のメリットとデメリット

  古民家とは建てられてから50年を経過した木造軸組工法の建物と定義しており、50年という年数は国の登録有形文化財制度の築年数と合わせています。 古民家には、伝統構法と呼ばれる建物と、在来工法の建物があり、更に伝統構法に在来工法が増築された混構造と呼ばれる構造も含まれます。木造住宅でもアメリカから来たツーバイフォー工法やログハウス、日本のログハウス構造校倉造り(あぜくらづくり)などは含ま […]

見つめる乙女

100年を越す古民家改修(再築)現場です。タルキより上部を交換することに。古民家はとかく入母屋作りが多い、隅部を反り隅とし曲線美を魅せる。住まいにおいて屋根の形は様々、最近は洋的寄棟が多いようだ。   今回、入母屋屋根の破風を取り換えすることに。入母屋の破風板は棟部の眉が特徴である。職人技ともいえるデザインは様々。このところ、古民家に興味を持つ女性が訪れる。これまで数回は訪れた。よほど好 […]

  • 2014.11.23

地震お見舞い申し上げます

  長野県北部で大きな地震が有りました。白馬村では多くの住宅が倒壊してしまいました。写真を見る限り屋根はあまり重くない在来工法のように見えます。 伝統構法の住宅はありそうですからどうだったか?調べてみようと思います。 大学の実験室でみると「在来工法が地震に強い」となりますが現実はどうなのでしょう? 私は「法隆寺」や「スカイツリー」からも強く感じるのですが地震国日本で先人達が1300年培っ […]

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